利下げとは?わかりやすく図解!アメリカが利下げで日本への影響は?

悩む兼業投資家

FOMCで「利下げを決定するかどうか」が注目されているけど・・・。

利下げってなに?

利下げすると、そうなるの?

アメリカが利下げすると、日本にはどんな影響があるの?

ヨクワカラナイ、タスケテ・・・( ^ω^)

 

こまのすけ

という疑問にお答えします。

 

利下げとは「政策金利」を下げること

「利下げ=金融緩和」

 

「利下げ」とは、中央銀行が政策金利の引き下げを行うこと。

「政策金利」とは、中央銀行が各金融機関に貸し出す際の金利の事を指します。

 

つまり、利下げとは「一般の銀行に融資する金利を引き下げますよ」ということです。

 

 

上の図のように、金利が下がると企業や個人はお金が借りやすくなり銀行からたくさんお金を借りてくれるようになります。

(社債を発行する際の金利も安くなるので、そういった面からも企業はお金を借りやすくなるといえるでしょう。)

 

そうすると、世の中にお金がたくさん出回るようになり、景気が良くなるのです。

 

利下げは別名「金融緩和」とも呼ばれています。

 

利下げの影響とは?わかりやすく図で解説!

利下げをすると景気が良くなる。

 

まず下の図で、企業のお金の使い道を確認してみましょう。

 

企業の設備投資が活発になる

企業がお金を借りると、その使い道は主に2通りあります。

 

設備資金・・・工場・店舗の拡大や、新規事業への投資に使うお金

運転資金・・・仕入れをしたり、従業員へ払う給料のお金

 

設備投資をすると全体的に売り上げが上昇し、それに伴い従業員の給与が上がります。

また、仕入れ先などほかの企業にもお金が回るようになるので、さらに経済が活性化していくのです。

 

株価の上昇

企業の売り上げ増加

設備投資

新規事業への投資

 

といったニュースにより株価は上昇します。

 

個人消費の活性化

企業からの給与も上昇するので、個人消費も進みます。

いわゆる「財布のひもが緩む」というやつです。

 

また、金利低下により住宅ローンも組みやすくなるため、住宅購入への消費も活性化されます。

 

インフレ

企業の投資活動や個人消費の増大によって、経済活動を活発になると景気は上向きとなります。

「もっと商品やサービスを買いたい」という人が増えるので、それに伴って物価の上昇が起きます。

 

画像:nikkei4946.comcomより

 

通貨の価値が下がる

利下げをすると、その国の金利が低くなります。

 

金利が低い国の通貨は誰も欲しがらないので、人気が低くなり売られます。

結果として、通貨価値が低くなります。

 

アメリカの利下げによる日本への影響

米国が利下げした場合の日本への影響を確認してみましょう。

 

影響を与えるもの 利下げ 利上げ
米国株価 上昇 下落
日経平均株価 上昇 下落
ドル相場 ドル安 ドル高
円相場 円高 円安
新興国通貨 上昇 下落
原油価格 上昇 下落

 

日経平均は米国市場の影響を受けるので、本来であれば表のように米国市場が好調な場合つられて上昇する傾向があります。

 

しかし、ここで気をつけたいのが「円高」

米国利下げの影響で円高が進行してしまうと、日経平均株価は伸び悩む・下落することが多いです。

 

日経平均225の構成銘柄をはじめ日本は円安が有利となる輸出企業の割合が多く、円高は企業の業績・採算が悪化してしまうと考えられるため、株価は低下することになります。

 

ドル円相場は市場環境や政治情勢によっても左右されるため、必ずしも「米国利下げ=ドル安円高」になるわけではありません。

その時の経済・政治情勢にアンテナを張っておきましょう。

 

利下げについてのまとめ

最後に、これまで述べてきたことを簡単にまとめてみましょう。

 

利下げについてまとめ

・利下げとは世の中にお金が出回ること

・利下げにより景気が良くなり、インフレになる

・ドル円相場は政治情勢などによっても左右されるので、一概に「米国利下げ=円高」とは言えない。

・日本は輸出企業が多いので、円高が進むと業績悪化懸念から株価は売られる傾向にある。

 

ここまで読んでいただき、感謝いたします!