マネーの公理の要約【リスク・メンタル・資金管理と投資への活かし方】

0んにちは!こまのすけ(@komanosuke3)です!

 

『マネーの公理』を読了したので、投資行動に役立ちそうな項目を「リスク・メンタル・資金管理」という3つにまとめました。

 

『マネーの公理』概要

スイス人投資家マックス・ギュンターによる投機とリスクに関する本。

チューリッヒの投機家・銀行界で培われてきた「暗黙のルール」を書籍化したものです。

 

 

「マネーの公理」は12の「公理」と16の「副公理」から成り立っており、アクティブ投資、短期投機家に向けて書かれたものです。

ここでは12の公理・16の副公理の中から、特に役に立ちそうなものを抜粋してご紹介しますね。

 

リスクについて

リスクをとれば「心配」という代償を得ることになる。

しかし、それは人生のスパイスのようなもの。

 

リスクをとれ

作者は『マネーの公理』の冒頭部分において、「人生を生きる賢明な方法は自らをあえてリスクにさらすこと」と述べています。

 

「投資中になんの心配がない状態」は「十分なリスクを取っていない」という証拠。

「リスクを取らない限り得られるリターンも小さなものになる」と説明しています。

 

意味のある勝負に出ること

人生をよりよく生きるためのゲームに参加するには、リスクを取って「賭ける」ことが必要です。

しかし、やみくもに勝負すればよいというものではありません。

 

「意味のある勝負」をする必要があると述べています。

 

「失っても大丈夫な金額を賭けること」という決まり文句がありますが、100ドルかけて2倍になったとしても200ドル。

これでは資金は増えず、貧しい状況は変わりません。

 

少しでいいから「心配になる金額」を賭けて勝負に出ることを勧めています。

 

すべての投資は投機であると心得よ

相場に参加しているほとんどの人が、リスクの高い投資先に資金を投じているにも関わらず「私は投資をしている」と言っています。

 

相場の未来は誰にも分かりません。

相場に資金を投じるということは、不確実な未来に対しお金をかけ、あるものは利益を得、あるものは失う、というゼロサムゲームに参加しているということです。

つまり、「相場に資金を投じている以上、どんな方法であれすべての投資は投機である」ということを心得る必要があると述べています。

 

「これは安全な方法だから」

「この銘柄は大丈夫」

 

という心理状態になって大きな損失を出さないためにも、「自分は常に投機の世界にいるのだ」と心得ておく必要があるでしょう。

 

メンタルについて

執着心・楽観視を捨てよ。

 

執着するな

より魅力的な投機先があれば、直ちにそちらに乗り換えるべき、としています。

 

執着心は次への行動を遅らせます。

1つの方法に執着したり、1つの銘柄に惚れてはいけないのです。

投機家は長期計画を立てず、常にフットワークを軽くしておくべきだ、と述べられています。

 

これを守ることができれば、

 

手放した株が再び急騰→再び買う→高値掴み

 

という悲劇は避けられそうです(`・ω・´)

 

「小さな損失は必要である」と受け入れよ

だれでも損失を見るのは嫌なものです。

 

しかし、小さな損失を受け入れて損切りの練習をしなければ、いつかひどい打撃を受けてしまいます。

そうならないためにも、「損失は大きな利益を得るための必要経費である」と考え、早い損切りを実行するように説いています。

 

楽観のみで行動するな

相場における楽観視は判断を曇らせるもと。

行動する前に、「自分と違う方向へ進んだときにどうするか?」を考える癖をつけましょう。

 

信じることができるのは自分のみ

歴史家やチャーチスト、アナリストなどの意見は話半分に聞くこと。

賢い助言と思われる大多数の意見は間違っており、鵜呑みにしてはいけない。

 

自分の投資に対して根拠を持たず、「あの人がこう言っていたから」で投資をするのは危険な行為です。

しかも、そのポジションで損失を被ったとしても、おそらく人のせいにして腹を立てるだけで、振り返りや反省はしないでしょう。

 

自分の判断で、自分の責任において投資をするから成長するのだと思いました。

 

資金管理について

素早い利食いとロスカット。

 

常に早すぎるほど早く利食え

いつまでたっても利食いができない原因は、「強欲」つまり「もっと欲しい」という過剰な欲望です。

強欲をコントロールできないと、最悪な場合、利益が損失に代わってしまう恐れもあります。

 

「含み益はまぼろし」「利食い千人力」というように、含み益は利確して初めて「本当の利益」になるのです。

 

あらかじめどのぐらいの利益が欲しいのか決めておくこと。

そして、その利益を手にしたら勝負から手を引くこと。

 

この2つが重要であると述べられています。

 

早い段階で損切りすること

ナンピン買いは長期計画への移行です。

フットワークを軽くしておく必要のある投機家にとって、一か所に根を生やすことは避けなければなりません。

 

先にも述べた通り、「損切は利益への必要経費」と割り切って損切りし、資金を次の投機先に回しましょう。

ロスカットができない心理と解決策~「プロスペクト理論」「コンコルド効果」について!~

 

マネーの公理の要約まとめ

「マネーの公理まとめ」いかがだったでしょうか。

 

ここにまとめた内容はごく一部であり、実際に読んでみると、人によってニュアンスの取り方に違いが出てくる部分もあるかと思います。

 

自分のエッセンスで「マネーの公理」を吸収するためにも一読をオススメします(^▽^)/

 

確かに、『マネーの公理』は投機についての優れた書籍ですが、この本すべてを鵜呑みにする必要はないと感じました。

少し過激な内容も多く、インデックス投資や長期投資、テクニカル分析について否定している節もあります(^^;

 

本の中で述べられたいたように、「相場において信じることができるのは自分のみ」

この書籍の考え方を取り入れて、「自分の投資ルール」を作り、それを守ることが一番大事なんじゃないかと思いました。