こまのすけ
2019年10月22日にマクドナルドの第3四半期決算が発表されました。
画像:マクドナルドHPより
売上高、EPSともに予想に届かず、株価は大幅に下落しましたが、こまのすけは10万円分ほど買い増しを実行。
MCDを5株買い増し🙂
平均取得単価は約205ドル💰 pic.twitter.com/0FzEZhxJON
— こまのすけ (@komanosuke3) October 23, 2019
今回は、MCDの3Q決算について確認していきたいと思います!
この記事でわかること
マクドナルド(MCD)2019年第3四半期の決算結果
1株利益と売上高
両者ともに、予想を下回る結果となりました。
次に、四半期ごとの売上高・営業利益・純利益をグラフ化してみます。
・売上高は予想を下回ったものの、「前年同期比+1%」
・EPSは予想を下回ったものの、「前年同期とほぼ変わらず」
とそこまで悲観する内容ではないかと思われます。
米国既存店の売上高は予想に届かず
・世界既存店の売上高は前年同期比+5.9%(市場予想は+5.7%)
・うち、米国既存店の売上高は4.8%増(市場予想は+5.2%)
グローバル企業のイメージが強いマクドナルドですが、実は売上高の3分の1は米国が占めています。
売上高の多くを占める米国内での伸びが悪かった、という点も株価の下落につながったのではないでしょうか。
フランチャイズ店舗の売り上げは好調
直営店の売上高が-8%と低迷する一方、フランチャイズ店舗からの売上は第3四半期までで前年度比+5%となっています。
しかし、2019年3QのEPSは前年同期(2018年3Q)の2.10から2.11へと上昇。
つまり、「フランチャイズを増やした方が利益率はよくなる」ということ。
そして、マクドナルドはフランチャイズ化を押し進めている真っ最中。
「マクドナルドがフランチャイズ化を進めている以上、今後EPSは上昇していく可能性が高い」と考えられます。
上のグラフからもわかるように、売上高は減少していますが、フランチャイズ化を始めた2015年から営業利益率は右肩上がりとなっています。
8%の増配を発表
今回、買い増しした理由として「増配」を発表したこともあげられます。
2019年11月29日の配当落ち日分から、配当金は1.16ドルから1.25ドルへ。
画像:Morningstar.comより
マクドナルド(MCD)2019年第3四半期決算の考察
今回の決算で、全体の3分の1を占める米国内での売上高が減ったことは気になるところ。
しかし、フランチャイズの売上高が上昇していることは利益率・EPSの上昇、ひいては増配にも結びついてきますので、そこまで悲観はしていません。
今回の買い増しで、MCDがポートフォリオに占める割合は5%→8%となりました。
今後の決算では、
・売上高の3分の1を占める米国内での伸びがどうなるか
・フランチャイズ店舗からの収益の増減
などに注目していきたいと思います。
ここまで読んでいただき、感謝いたします(^▽^)
