雇用統計の見かたと市場への影響についてわかりやすく説明しました!

悩む人

雇用統計って何?

市場にどういう影響があるのか知りたい。

雇用統計のほかに大事な指標もあるの?

ついでに、雇用統計の日時や結果がわかるサイトも教えてほしい。

 

こまのすけ

というお悩みを解決します。

 

こんにちは。

投資家歴5年のこまのすけ(@komanosuke3)です。

 

現在まで、個別株投資・日経平均先物・日経平均オプション・米国VI・・・など様々な投資を経験してきました。

 

これらすべてに影響を与える指標のひとつとして「雇用統計」があります。

 

雇用統計とは、米国労働省(U.S. Department of Labor Bureau of Labor Statistics)が毎月発表する、雇用情勢に関する10項目の統計のことです。

発表日 毎月第1金曜日

 

今回は、10項目の中でも特に重要となる以下の3つについて、「概要・見方・市場への影響」を解説しています。

 

特に重要な雇用統計指数

非農業部門雇用者数

失業率

平均時給

 

また、記事の中で雇用統計のスケジュールを確認するのに適したサイトもご紹介していますので、ぜひ参考にしてくださいね(`・ω・´)

 

非農業部門雇用者数

 

概要

米国労働省が公表する、農業部門を除く産業の雇用者数。(自営業は除く)

前の月と比べて何万人増減したかで示されます。

 

非農業部門雇用者数はFRBも経済政策の判断材料として重要視しているため、最も重要な指数といえます。

 

見かたと推移

 

毎月15万人程度の増加が景気回復の目安とされています。

景気が良いと雇用も増えるため、米国の景気情勢を表す指標であるともいえるでしょう。

 

非農業部門雇用者数の注意点は、事前予想と結果の乖離が大きいことです。

そのため、発表後は株式・為替市場が大きく変動することもあり注意が必要。

 

市場への影響

一般的に数値が良ければドルが買われ株高になりますが、数値が悪くても事前予測より多ければ好感されることもあります

また、FRBによる利下げ期待・利上げ懸念の有無によっても市場の反応は左右されることに注意が必要です。

 

非農業部門雇用者数 市場の状態 株価
高い(景気拡大) 利下げ期待あり 下落↓
利上げ懸念あり 下落↓
通常 上昇↑
低い(景気後退) 利下げ期待あり 上昇↑
利上げ懸念あり 上昇↑
通常 下落↓

 

失業率

 

概要

失業率は、

失業者(16歳以上の男女)÷労働力人口(失業者と就業者の合計)×100

で表されます。

 

見かたと推移

 

一般的に失業率の上昇は景気悪化と捉えられます。

そのため、失業率が高い場合は株価が下落する要因となりますが、利下げが期待されている場合は買い材料となることもあります。

また、利上げが懸念されている場合も「景気減退により利上げが見送られる」との見解から、株価が上昇する要因となるので注目ですね。

 

失業率 市場の状態 株価
高い(景気後退) 利下げ期待あり 上昇↑
利上げ懸念あり 上昇↑
通常 下落↓
低い(景気拡大) 利下げ期待あり 下落↓
利上げ懸念あり 下落↓
通常 上昇↑

 

平均時給

 

概要

平均時給は1時間当たりの平均賃金の増減を示したもので、人件費の増減を把握することができます。

平均時給は、農業部門以外の業種で算出されています。

 

見かた

雇用統計というと雇用者数や失業率に注目が集まりがちですが、実は平均時給も重要な指標です。

賃金が伸びれば個人消費が増え、インフレ率が上がるからです。

 

特に、FRBは政策決定に関してインフレ率に注目しているため、時給の伸び率もチェックしておく必要があります。

 

雇用統計の発表日時・予想・結果がわかるサイト

 

楽天経済カレンダー

「楽天経済カレンダー」は楽天証券が提供しているサービスです。

 

米国・日本・中国・ドイツ・イギリスなど、様々な国に関する経済指標の発表時間がひと月ごとに一覧表示してくれます。

重要度・前回値・予想値・結果が一目で確認できるため、非常に便利なサイト。

ブルーで表示されている指標は、クリックすることで過去データも確認することができます。

 

楽天証券に口座を持っていなくても利用することができますよ(^▽^)

 

 

みんかぶFX 経済指標カレンダー

「みんかぶFX 経済指標カレンダー」は経済指標の発表予定を週単位で表示してくれています。

 

 

カレンダーの経済指標をクリックすると、影響を与える通貨のチャートをリアルタイムで表示してくれる優れもの。

 

おわりに:雇用統計以外に重要な指標

今回は雇用統計で特に重要となる3つについて解説しました。

雇用統計のほかにも、経済指標は他にもたくさんあります。

 

特に重要なものをまとめましたので、よろしければご覧ください。

ここまで読んでいただき感謝いたします!