こんばんは!こまのすけ(@komanosuke3)です(^▽^)/
以前から、預金口座に持て余していた800万円の投資先を考えていたのですが、この度ついに投資先が決定!
「ボラリティの大きな不安定相場では、分散投資が鉄則」ということで(;^ω^)
5年ほどかけて800万円をETFや投資信託、高配当銘柄に分散投資していくことにしました。
単純計算で、
800万円÷5年=160万円/年
1年に160万円ずつの投資予定ですが、暴落時には割安な株式を拾いたいので多少の誤差は生じる可能性あり。
いろいろと頭を悩ませ調べた結果、アセットアロケーションが完成したのでお披露目していきたいと思います!
この記事でわかること
アセットアロケーション
今回、アセットアロケーション作成にあたって東北投信さんの「アセロラ」を使用しました。
色々とアセットアロケーション作成ツールを使用しましたが、アセロラが一番使いやすかったです。
「アセロラ」なのに、なぜか「アスパラ」の写真・・・。
この写真のイメージが焼き付き、再検索するとき「アスパラ 投資 アセットアロケーション」で検索し、「出てこない」と焦ったのは内緒( ^ω^)
使い方ですが、以下のように株式や債券の資産配分を入力するだけ。
次に、毎月積立額と運用継続年数を入力。
1年で160万円の投資予定なので、160÷12=13.3万円を入力しました。
入力して「計算開始」ボタンを押すと、リスクとリターンが算出され、分布図も表示されます。
リーマンショック時にどれだけ資産が減ったかのシュミレーションも。
次に、投資配分について説明していきたいと思います。
国内株式
国内株式の割合は30%を目安に。
国内株式は、投資信託やETFではなく高配当銘柄に投資しようと考えています。
高配当銘柄の選別は、
①PER20倍以下
②ROE5%以上
③自己資本比率25%以上
に当てはまるものを選んでいます。
以下、買い付け予定銘柄です。(内は現時点での配当利回りです)
①オリックス(3.77%)
②JT(5.17%)
③日本ケアサプライ(2.92%)
①オリックス(税引き後配当利回り3.77%)
PER | 6.42倍 |
ROE | 11.21% |
自己資本比率 | 24.6% |
自己資本比率がやや足りませんが、四捨五入でOKとしました(;^ω^)
オリックスは2009年から2019年まで10年連続で増配を発表しており、魅力的な高配当銘柄のひとつです。
配当の推移
オリックスHPより
2009年から2019年までの配当推移
年度 | 配当金 |
2009年度 | 7円 |
2010年度 | 7.5円 |
2011年度 | 8円 |
2012年度 | 9円 |
2013年度 | 13円 |
2014年度 | 23円 |
2015年度 | 36円 |
2016年度 | 45.75円 |
2017年度 | 52.25円 |
2018年度 | 66円 |
2019年度 | 76円 |
②JT(税引き後配当利回り5.17%)
PER | 11.4倍 |
ROE | 10.68% |
自己資本比率 | 55% |
タバコという中毒性・依存性の高い商品のため、安定的に売り上げは推移。
しかし、ICOSなどの電子タバコに押され、国内たばこ事業の収益は年々減少してきている点に注意が必要です。
海外のたばこ事業で補填しているのですが、いつまで持ちこたえられるか?という不安もあります。
さらに、配当性向が69.7%と高いのも気になるところ。
上記をふまえ考察すると、JTは
自己資本比率が高く安定性はあるものの、成長が望めず配当性向が高い(これ以上の増配は可能性が低い)
ということになります。
しかし、安定性を重視して買い入れ銘柄に追加しました。
というより、6月末に購入しましたw
③日本ケアサプライ(税引き後配当利回り2.92%)
PER | 13.59倍 |
ROE | 11.33% |
自己資本比率 | 66.9% |
日本ケアは三菱商事系の介護用品レンタルの会社です。
介護・福祉関連は、暴落時にも強いと考え構成銘柄に入れました。
今後、高齢者が増えていくため安定的に業績が伸びていくと考えています。
配当性向は50%とまずまず。
日本株式の購入方法
日本株の割合は30%、全部で240万円で1年に48万円の買い付け予定となっています。
先日、JT株を200株購入したので、今年分は消化済みです。
しかし、毎月の貯金も買い付けに回していく予定ですので、暴落時は割安な銘柄を拾っていきたいと思います。
米国株式
米国株式の割合は65%を目安に。
日本株は個別銘柄でしたが、米国株はETFと個別銘柄を組み合わせて投資する予定となっています。
①アッヴィ
②グラクソ・スミス・クライン
③SPYD
④VTI
仕事上、どうしても興味ある投資分野が医療系になってしまうため、その補填としてETFを活用する作戦です。
①アッヴィ(税込み直近配当利回り5.89%)
アッヴィは「ヒュミラ」という抗リウマチ薬が売り上げの6割を占めるという、なんとも偏りのある会社です。
ヒュミラは2018年に世界で最も売れた医薬品ですが、2023年に特許切れするとのことで、あまり魅力がない会社だと感じていました。
しかし先日、ヒュミラ特許切れの対策として、しわ取り注射「ボトックス」で有名なアラガンを600億ドルで買収したという発表が!
アラガン買収の発表後、アッヴィは大きく値を下げています。
参照:tradingview
前日終値の半分近くの額を支払う上、アラガンの債務380億ドルを引き受ける(アッヴィにも320億ドルの債務あり)というリスクを負ってまで、期待ができるM&Aなのか・・・という投資家の判断でしょう。
アッヴィはアラガンとのM&Aで、売上高で世界4位の大会社になりました。
特に、美容業界と眼科製品業界で圧倒的な地位となるとのこと。
個人的に、美容業界は今後も売り上げ増大と発展が期待できる市場だと考えています。
米国株65%のうちの10%ほど(金額にして52万円)は保持してもいいかな、と考え中。
単純計算で1年に10.4万円ずつの投資予定となりますが、手数料負けしないためには1111ドル以上(約12万円以上)の購入が望ましい。
現在、大きく値を下げているので今年中に12万円分を購入してしまっても良いかもしれません。
②グラクソ・スミス・クライン(税込み直近配当利回り4.95%)
56年連続増配の優良会社。
実は英国株ですが、ADRを米国株として購入することができます。
しかも、ADRは二重課税なしとなるのでお得。
分類としては「先進国株式」に当たるかと思います。
しかし、リターン・リスク共に大差がなく、おそらく英国株はこれ1つになりそうなので米国株くくりとしました。
37.5付近にサポートラインがあるので、この付近で買い付けたいと思っています。
参照:tradingview
③SPYD
SPYDとは「S&P500高配当株式ETF」のことで、高配当が魅力的なETFです。
2019年7月1日現在時点での配当利回りは4.86%(税引き前)で、VYM・HDVの配当利回り3%台に比べると、その高パフォーマンスがお分かりいただけるかと思います。
このように、不動産・REIT・公共事業セクターが多いことがSPYDの特徴で、実質的に米国REITの買いつけの効果が得られるのも嬉しい点です。
アセットアロケーションに米国REITを組み入れていないのは、このためでもあります。
また、ヘルスケアの割合もVYM・HDVに比べ2%と低く(VYM/HDVは13~15%)、ヘルスケアセクターの個別株(アッヴィとグラクソ・スミス・クライン)を購入しようとしている自分にとって好都合なETFともいえます。
④VTI
今年の3月から「楽天VTI」を積み立てていますが、こちらは継続しようと考えています。
本家VTIは、SPYDと同様にまとまった資金での購入が望ましいため、資金的に余裕があれば・・・と言ったところでしょうか。
VTIはテクノロジー・金融のセクターで40%を占めています。
不動産・公共事業で30%を占めるSPYDとも相性が良いETFと言えるでしょう。
人気の高いVYM・HDV・VTI・SPYDのセクター比率をまとめました。(2019年7月4日現在)
個別株でヘルスケアセクターをメインで買いすすめ、
SPYDで不動産・REIT・公共事業セクターを
VTIでテクノロジー・金融へ分散投資を行う
しばらく、この作戦でいきたいと思います。
素材、通信サービスが手薄なので、良い銘柄があれば購入も検討していきたいですね。
米国株式の購入方法
米国株やETFは、手数料負けしないように1111ドル以上での購入が望ましいです。
米国株式の1年の買い付け予定額は104万円ですので、仮に一度に20万円ずつ購入するならば1年に5回ほど購入の機会ができる予定。
→2019年7月22日(米国時間)より最低手数料が大幅値下げされます!

また、日本株と同じようにVIX毎月の利益や貯金からも購入することも考えています。
新興国株式
新興国株式の比率は5%で、「eMAXIS Slim新興国株式インデックス」に投資予定です。
年8万円、ひと月6,600円で積み立てていきたいと思います。
まとめ
今は机上の空論・絵に描いた餅ですが、5年かけて取り組んでいきたいと思います(^▽^)
まだまだ銘柄分析など未熟者ですので、頑張って勉強していきたいです!
ここまで読んでいただき、感謝いたします(^▽^)