緊急利下げも市場はリスクオフ!VIX50水準に下落したVIXベアETFを追加買い!

こまのすけ

こんにちは。こまのすけ(@komanosuke3)です。

 

3月3日、FRBは臨時FOMCを開き、政策金利を0.5%引き下げることを決定し、政策金利は1.00~1.25となりました。

 

市場はこのサプライズを好感し、NYダウは一時300ドル上昇。

 

しかし、終わってみれば主要3指数とも3%近く下落して取引を終えました。

 

 

利下げしたのに、なぜ株価は下落したのか?

切迫した事態と受け取られた

これまで、FOMCが利下げを行えば株価が上がるがセオリーでした。

 

利下げとは?

利下げとは?わかりやすく図解!アメリカが利下げで日本への影響は?

 

しかし、今回注目したいのは「緊急利下げ」ということ。

 

緊急利下げは、実に2008年10月のリーマン・ショック直後以来となります。

 

これにより、市場は「臨時のFOMCを開き、緊急で利下げをしなければならないほど事態は深刻なのか」と受け取りました。

 

材料出尽くし

すでに市場は「次回のFOMCで利下げをするだろう」と期待していました。

 

 

3月2日の時点で、次回のFOMC後の政策金利は「1.00~1.25」、つまり0.5%の利下げが100%織り込まれていた状態だったのです。

 

売りが膨らむきっかけとなったのはヘッジファンド。

2月のパウエル談話で「利下げ近し」と読んで株の買い持ち高を積み増していた彼らは、「噂で買ってニュースで売る」という定石通りに利益を確定する売りに走った。

もともと動揺していた市場ではその後、機械的な売りが売りを呼ぶ展開になった。

引用:2020年3月4日 日本経済新聞電子版

 

まさに、FOMCでの利下げ後は「材料出尽くしの下げ」に転じました。

 

パウエル議長は記者会見において「引き続き経済支えるために手段を用いて適切に行動する」と、追加利下げも示唆しました。

 

しかし、ゼロ金利まで残された金利は「1.00~1.25」、今回のように0.5%の利下げだと2回、0.25%ずつ利下げをしても4回しかありません。

 

これまで「切り札」として使用されてきた利下げも、ゼロ金利に陥れば意味はなくなります。

 

今回の大幅利下げで、「利下げにもそろそろ限界が近い」という点が改めて意識された可能性もあります。

 

サプライチェーンの修復は利下げでは不可

パウエル議長はFOMC後の会見で、「サプライチェーン(供給網)の問題を解決するには利下げだけでは不十分」と考えを述べました。

 

前回、緊急利下げを行ったリーマン・ショックは金融危機が発端だったため、利下げはある程度の効果を発揮しました。

 

しかし、今回の敵は金融危機ではなくウイルスを発端とした経済活動の圧迫。

 

まさに見えざる敵に、パウエル議長も素直に「利下げだけでは不十分」と言わざるを得なかったわけです。

 

S&P500の動き

参照:tradingview

 

前日の大幅上昇をほぼ打ち消す形に。

 

VIXの動き

参照:tradingview

 

一時40まで上昇も、現在は再び30台半ばに落ち着いています。

 

VIXは26から40までの上下幅と、ボラリティが高すぎ(^^;

 

現在のポジション

VIXが40台後半の時に買い増しができなかった米国VIベアETFが、同じ水準まで下がってきたので買い増し。

 

現在のポジションは以下のとおり。

米国VI【ショート】

$19.11×20枚

 

米国VIベアETF【ロング】 

$53.71×30枚

$49.78×15枚

$49.97×5枚

$48.85×15枚←NEW

$48.78×15枚←NEW

 

今後もVIXが上昇するようなら、10上がるごとに米国VIベアETFをロングで積み増したいと考えています(`・ω・´)

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