こんにちは、こまのすけです!
前回の記事で、「利下げに楽観視しすぎ。利益確定売りに押されてそこまでの上昇はない。」と言っていましたが、完全に思惑が外れました(^^;
パウエルFRB議長が早期利上げの可能性を匂わす発言をしたため、市場では「今月のFOMCで下げに踏み切るのではないか・・・」というサプライズ説まで飛び出し、非常に楽観的なムードが漂っています。
昨年の強固なまでのタカ派姿勢はどこへ行った・・・( ^ω^)
タカ派発言により株価が急落し、トランプ大統領の逆鱗に触れてからは、平和の象徴かというぐらい平和主義を貫いているようです。
ちなみに、昨年の秋から今年初めまでのパウエル議長の発言遍歴はこちら。
[voice icon=”https://komanosuke-life.com/wp-content/uploads/2019/06/pauer-hato.png” name=”パウエル” type=”l fb”]まさに日和見主義、オポチュニズム。[/voice]
そんなパウエル議長の発言を、トランプ大統領も注目しているようです。
米政権がFRB議長降格検討と報道、トランプ氏「対応見よう」(ロイター通信)
以下、上記記事の抜粋です。
トランプ大統領は記者団に対し「公平な競争条件を望むが、今のところそれは得られていない」と語った。
トランプ大統領の発言によって、市場の利下げ観測にもさらされるパウエル議長には一段のプレッシャーがかかった格好だ。
大統領は前週ABCニュースに対し「パウエル氏がやってきたことに満足していない」と語っていた。
ブルームバーグ・ニュースは18日、関係筋の話として、ホワイトハウスが今年2月、パウエル議長をFRB理事に降格させることについて法的に可能か検証していたと報じた。2月はトランプ米大統領がパウエル議長の解任について話し合ったと報じられて間もない時期に当たる。
カドロー米国家経済会議(NEC)委員長は報道を確認も否定もしなかったが、トランプ大統領がパウエル議長の地位変更を検討していないことを明らかにした。委員長は記者団に対し「FRBは独立した機関であり、独自のタイミングで独自の行動をする」と述べた。
FRB理事会の報道官は「法律ではFRB議長は正当な理由がなければ解任できない」と述べた。
コーネル法科大学院のロバート・C・ホケット教授は、パウエル議長の降格は解任には当たらない可能性があるとした上で、トランプ大統領がパウエル氏の降格を試みたとしても、FRB議長や理事の候補を承認する議会上院の反発にあう可能性が高いほか、大統領権限の範囲を巡る訴訟につながる可能性があると指摘した。また、FOMCがパウエル氏を議長にとどめる投票を行う可能性もあるとの見方を示した。
[voice icon=”https://komanosuke-life.com/wp-content/uploads/2019/01/dangai170817-thumb-720xauto.jpg” name=”トランプ” type=”l line”]そういうことだから、よろしく頼むよ。[/voice] [voice icon=”https://komanosuke-life.com/wp-content/uploads/2019/06/pauer-hato.png” name=”パウエル” type=”l fb”]・・・( ^ω^)[/voice]
S&P500の動き
参照:tradingview
S&P500は6月初旬から中旬にかけ、5月1日高値につけた最高値に迫る勢いで急回復しているS&P500。
参照:tradingview
2018年10月3日高値、2019年5月1日最高値を越えてこなければ、再び下落サイン発動です。
そんな中、18~19日にかけてFOMCが開かれており、金利予想や声明文の文言変更に注目が集まっています。
しかし、すでに今の相場は十分「利下げ織り込み済み」で動いてきており、FOMCで利下げが決定したとしても、そこまでのインパクトはなく5月1日の高値を抜けてはこないのでは・・・?と考えています。
VIX指数の動き
参照:tradingview
次に、VIX指数ですが6月18日終値は15.2とかなり低い水準で推移。
FOMCだけではなくG20の重大イベントも控えている今、これ以上下がったとしても下値は限定的だと思い、VIXロング買い増しです。
6月12日にVIXのCFDが価格調整を終えたばかりなので(次回は7月10日)、今回は「1552 VIX短先」ではなくCFDでのポジションになります。
現在のポジション
今回のCFDポジション追加により、かなりポジションが増えた気がします。
前回は利確時期を見逃したので、VIXが上昇すれば「1552 VIX短先」の方のポジションを1/3ずつ利確していきたいです。(^^;
・1552 VIX短先(買い)・・・10,011円(平均取得額)×300株
・1552 VIX短先(買い)・・・9,675円×50株(NISA)
・米国VI CFD(売り) ・・・16.62×55枚 ←NEW
・米国VIベアETF(買い)・・・50.63(平均レート)×6枚 積み立て中